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ノンタンぶらんこのせて

『ノンタンぶらんこのせて』 偕成社
キヨノサチコ 作.絵


amazonより画像をお借りしました・



「ノンタン ノンタン ぶらんこのせて」
「だめだめ まだぼく ちょっぴりしかのってないんだもん」

お友だちがノンタンにぶらんこをかしてほしいとお願いしにきても、ノンタンは理由をつけて⁉︎ぶらんこをひとりじめ。

お友だちに、なかなか代わってあげようとしません。

これって、子育てをしていてよくある光景ですよね。

お友だちに、自分が今遊んでいる物を貸してあげる…これって、子どもにとっては自分の気持ちに区切りをつけるということで、大人が思っているほど簡単なことではないと思うんです。
そこに、子どもが気持ちよく区切りがつけられる魔法の歌が登場するんです!

私が幼稚園に勤めていた時、年少の子どもたちは、よくこの歌をうたってぶらんこを交代していました。

その姿がとってもかわいらしくて、忘れられません♡
息子にも、区切りをつけて欲しい時に「ママのお歌がおわったら、おしまいだよ」と約束してうたうことがあります。

「もうおしまい!行くよ‼︎」と急かすよりも、気が楽に子どもを待つことができるので、オススメです。



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絵本コラム担当 大原 加奈子

2歳の男の子と、5月に産まれた子どもと、2人育児満喫中。

親子の絆を深める絵本を紹介します


結婚前は、ずーと幼稚園教諭としてたくさんの子どもと関わってきました。

私の絵本好きは、幼いころから始まります。
母親によく図書館に連れて行ってもらい、
自分の好きなように絵本を選んで読んでもらっていた経験がベースになっています。

大学時代には、絵本100冊分のレポートを書く課題があり、
その時に改めて絵本の奥深さに気が付きました。

絵本の魅力は、心が落ち着く時間を親子で共有できること!
子どもに戻って絵本を楽しめること!

このコラムでは、親子の絆を深める絵本の魅力を紹介していきます。